Twitter企業アカウント、1,000フォロワーまでの道のり

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皆さんの会社はTwitter運用をしていますか?SNSの中でも手軽に始められるし、事例もたくさんあるからとりあえずTwitterから始めてみようか!という鶴の一声(?)で、SNS担当をされる方も少なくないのでは…
これは鶴の一声によってTwitter運用担当になった方たちへ向けた記事です。弊社のTwitterアカウントも発展途上で”これが成功した”、”これは失敗するからやらない方が良い”という有用な情報はないかもしれません…(ごめんなさい)
マーケティング・SNS運用の経験者がいない、ノウハウがない中で運用していくとこうなるよ、という一つの例としてご覧いただければと思います。

Twitter本格スタート前

現在弊社では、
・インター・ラボ株式会社のコーポレートアカウント 2017年6月頃開始
・AItelefonista(以下テレフォニスタ)のアカウント 2020年3月開始
の2つのTwitterアカウントを運用しています。どちらのアカウントも現担当者が運用するより以前からアカウント自体は存在していましたが、開店休業状態。

この時点での担当者はマーケティング担当ではありましたが、経験も浅く社内にもノウハウやマーケティング経験者がいないためほぼ0からのスタート。
「これからわたし、どうなっちゃうの~?」
状態からのTwitter運用でした。この記事では、BtoB向けのAI自動電話代行サービス「AItelefonista」のTwitterアカウントを取り上げます。

テレフォニスタのサービス概要はこちら↓
AI自動電話代行サービスAItelefonista

Twitter運用本格スタート

まず参考にしたのは、こちらの記事「Twitter初心者が企業アカウントを9か月間運用してみた」TayoriBlogより)でした。企業公式としてのTwitter運用の知識ゼロ、「Twitter 運用 」で検索するなど状況が似ていたので参考になりました。

ということで最初に「目的」を決めることにしました。
”AIテレフォニスタの認知度アップ”
全く0からのスタートでしたので、認知度を上げたいと考えました。ブランディングや、Twitterからの契約は次のステップと考え、

①毎日ツイート
②フォロワーを増やす(最初の目標は1,000フォロワー)

以上の目的・目標を定め、テレフォニスタアカウントを本格スタートさせました。
弊社では、運用上のルールはなく、全て担当者の裁量にかかっていました。ミーティングなどでこんな内容のツイートがいいんじゃないかな、等の話が出ることはありますが、今でも自由にさせてもらっています。

1,000フォロワーまでの道のりスタート

さて、毎日投稿を始めたのは21年の3月から。この時の20名にも満たないフォロワー数。
最初は、AI関連サービスのニュース記事に一言つけてツイートしてみたり、弊社エンジニアが執筆したテレフォニスタの開発者ブログの告知を行っていました。
テレフォニスタの宣伝に加えて、「AI開発もやっている企業だよ」というアピールをするという会社の方針が初期はあったため、このようなツイート内容でした。3~6月とこのスタイルで毎日ツイートを行いました。ハッシュタグは使っておりません。
なので取り上げる記事によってインプレッション(以下imp)の差が激しく一つのツイートで何千impつくものもあれば全然つかないものもありありました。

このようにニュースに一言付けたツイートを行っていました。

1,000フォロワーまでの道のり~テコ入れ~

しばらくこのようなツイートを続けていましたが、フォロワーもimpも思うように増えないので、テコ入れを行います。ハッシュタグ「#」を使うことにしました。
正直に申しますと、これまでは毎日発信していればフォロワー・いいねが自然に増えていくのでは。続けることが大事、と思っていました。続けることはもちろん大事ですが、やはり知名度、ブランド力を持たざる者としては自らが、フォローをしにいく、ハッシュタグをどんどん使ってimpを上げる、仲間を見つけるということをしていかないとフォロワーもいいねも増えません。

#今日は何の日から始め、
#企業公式相互フォロー#企業公式~のフォロー祭り
などのハッシュタグを使ってみました。ご覧のように、#今日は何の日#企業公式だけではいいね数は全く増えませんが、そこに#企業公式~のフォロー祭り企業公式相互フォローを加えてみると、いいねが格段に増えました。

7~12月期はハッシュタグを使う、#企業公式相互フォローを使っているアカウントをフォローしていくということを地道に行っていきました。以下はimpやフォロワー増加数など数字の推移です。
これが多いか少ないかは、わかりませんが他の業務の隙間時間(30分~1時間)、朝晩二回のツイートでこの数字となりました。エンゲージメント率もしっかり上がってきています。

フォロワー増加数impプロフアクセスエンゲージメント率ツイート数
7月22511,92714,9843.8%45
8月18716,6168,3952.3%40
9月12310,35810,7874.3%50
10月999,1188,0714.8%46
11月29213,69914,2935.9%57
12月14013,3389,9187.2%50
2021年7月~12月、テレフォニスタTwitterアカウントデータ

ペース的には、遅いかもしれませんが12月3日についにフォロワー1,000人を達成!

良かった点・悪かった点

良かった点


#企業公式~系ハッシュタグを使った
BtoBサービスであれば、積極的に使う事をおすすめします。特に、
#企業公式相互フォロー
#企業公式が毎朝地元の天気を言い合う
#企業公式がお疲れ様を言い合う

この3つのハッシュタグは企業公式アカウントがよく使用しているハッシュタグのため、impもつきやすく、いいねも増える印象です。フォローする人、フォローしてくれそうな人も見つかりやすくなります。

#今日は何の日のハッシュタグを使った
ネタはないけれど、とにかく1日1ツイートはしたいという方におすすめのハッシュタグです。
ただ#今日は何の日、~の日とツイートするだけでなく、一言でも自分の言葉をいれるとオリジナリティがでます。

・フォロー・いいねは積極的にしにいく
魅力的なツイートが出来て、フォロワーが勝手に増えるというのは理想ですが、現実的にはやはり難しいです。有名な企業であれば、見つけてもらえる率は高いですが名もない企業は自らがフォローやいいねをしに行かないと知ってもらえないので、どんどんフォロー・いいねをしに行きましょう。

悪かった点


・ターゲティングをほぼしていない
マーケティング的にもターゲットを決めることは重要ですが、弊社ではマーケティング部を設けてから1年もたっていない、経験者もいなかったため手探り状態。詳細なターゲティングをせずに運用開始してしまいました。会社としてどういうターゲティングを行うか明確にしておけば、フォロワー・いいね数重視ではない違った運用もできたのでは、と考えています。

・ツイート内容の一貫性がない
企業アカウントであれば、こういうツイート内容をやっていこう、という方向性があった方が企業アカウントとしての特色も出しやすいと思います。
一方でそういった縛りがないと、方向性を自由に、スピード感をもって変更できるのはメリットでもあります。

・impがとれる時間帯が結局読めない
現在は朝は9時20分~9時50分の間に、夕方は17時20~40分に時間を決めてツイートしていますが、これが一番impがとれる時間である、と断言はできません。企業公式アカウントは、朝の挨拶をする9時台、お疲れ様の挨拶17時台に多い、との理由からツイートする時間を上記に時間に設定しております。しかし、impは1ツイートにつき、フォロワー数の10分の1程度くらいの印象です。
この時間帯はimpがとれやすいというのがあればぜひ、教えていただきたいです。

まとめ

テレフォニスタアカウント1,000フォロワーまでの道のりを紹介しました。
1,000フォロワーまでそれなりの日数がかかりました。もちろんもっと早く達成することも可能だと思います。また、やったこともTwitter担当の方なら誰もが行うであろう施策で目新しさはありません。
この記事は、Twitter運用をやり始めの方、上手くいかない方、専業ではない方…様々な事情を抱えながら運用している方へのオアシス的な記事だと考えています。
やはりこの記事には成功談、失敗談のようなものはありませんが、炎上せずに毎日しっかりツイートすればフォロワー・いいねは積み上げることが出来ます。
そのスピードを上げるにはハッシュタグを上手く使う、フォローを積極的に行うという2つのことが大事であると思います。Twitter運用して良かった!という日はくるまで頑張りましょう…!

世のTwitter担当に幸あれ。

AItelefonista Twitter公式アカウントは こちら
インター・ラボ株式会社 Twitter公式アカウントは こちら

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